EC-CUBEでステップメールを送る方法|おすすめツール・CRM連携までわかりやすく解説
EC-CUBEでステップメールを送る方法|おすすめツール・CRM連携までわかりやすく解説

EC-CUBEでECサイトを運営していると、
「商品購入から7日後にフォローメールを送りたい」
「初回購入者に2回目の購入を促すメールを自動で送りたい」
「購入した商品によってメールの内容を変えたい」
「しばらく購入していないお客様に再購入を促したい」
といった場面が出てきます。
こうした施策を自動化する方法のひとつがステップメール(シナリオメール)です。
EC-CUBEでステップメールを送る方法は、大きく分けると、ステップメールに対応したメール配信サービス・プラグインを利用する方法と、EC-CUBEとCRMを連携して顧客・購買データを活用する方法があります。
単純な日時を基準としたメール配信を行いたい場合にはメール配信サービスが選択肢になります。
一方、
- 購入した商品
- 購入回数
- 購入金額
- 最終購入日
- 顧客ランク
- 過去の購入履歴
など、EC-CUBEに蓄積された顧客・購買データを活用して配信対象を細かく分けたい場合には、CRMを利用する方法があります。
EC通販向けCRM「LTV-Lab」も、EC-CUBEと連携してステップメールやシナリオ配信などのCRM施策を行えるサービスのひとつです。
EC-CUBEでステップメールを送る3つの方法
EC-CUBEでステップメールを実施する場合、主に次の3つの方法があります。
1.EC-CUBE対応のメール配信サービス・プラグインを利用する
比較的シンプルな方法です。
EC-CUBEに対応したメール配信サービスやプラグインを利用して、EC-CUBEの顧客情報などをもとにメールを配信します。
例えば、EC-CUBE向けメール配信サービスとして「PostCarrier for EC-CUBE」などがあります。
「購入から○日後にメールを送る」といったメール配信を中心に考えている場合には、こうしたサービスも選択肢になります。
2.EC-CUBEと外部のメール配信システムを連携する
EC-CUBEから顧客データなどを外部システムへ連携し、外部のメール配信システムからステップメールを送る方法です。
利用するサービスによって、連携方法や利用できるデータ、配信条件などが異なります。
3.EC-CUBEとCRMを連携する
もうひとつが、EC-CUBEとCRMを連携する方法です。
CRMを利用するメリットは、単にメールを自動配信するだけでなく、EC-CUBEに蓄積された顧客・購買データを分析し、その結果をメール配信に活用できることです。
例えば、
「初回購入者の中から30日以内に2回目を購入していない人」
「商品Aを購入したが商品Bを購入していない人」
「累計購入金額が5万円以上のお客様」
「最終購入から180日以上経過したお客様」
といった条件で対象者を抽出し、それぞれに異なるメールを送るといったCRM施策が考えられます。
EC-CUBEで本格的なステップメールを行うなら「配信条件」が重要
ステップメールというと、
購入 → 3日後 → 7日後 → 30日後
のように、時間だけでメールを自動配信するイメージを持たれるかもしれません。
しかしECサイトのCRMでは、単純な経過日数だけではなく、
「誰に・何を・いつ送るか」
を考えることが重要です。
例えば同じ「商品購入から30日後」でも、
初めて購入したお客様と10回購入しているお客様では、適切なメール内容が異なる可能性があります。
また、
「商品Aを購入した人」
と
「商品Bを購入した人」
でも、次におすすめすべき商品は異なります。
そのためEC-CUBEでステップメールを実施する際には、メールを自動送信できるかどうかだけでなく、EC-CUBEの顧客・購買データをどこまで配信条件として利用できるかを確認することが重要です。
EC-CUBEとLTV-Labを連携すると何ができる?
LTV-Labは、EC通販・ネットショップ向けのCRM/顧客分析ツールです。
EC-CUBEとLTV-Labを連携することで、EC-CUBEに蓄積された顧客・購買データをCRM施策に活用できます。
例えば、次のような施策が考えられます。
初回購入者へ2回目購入を促す
EC通販では、初回購入者を2回目の購入につなげる「F2転換」が重要です。
例えば、
商品購入直後 「ご購入ありがとうございます」
↓
購入7日後 「商品はお使いいただけましたか?」
↓
購入20日後 「おすすめの使い方をご紹介します」
↓
購入30日後 「次回購入で使えるキャンペーンをご案内」
といったステップメールを設計できます。
さらに、すでに2回目の購入をしているお客様を対象から外すなど、購買状況に応じて配信対象を変更することも重要です。

購入商品によってメールを送り分ける
ECサイトでは、購入した商品によって次に案内すべき内容が異なります。
例えば、
商品A購入者 → 商品Aの使い方を紹介
→ 関連商品Bを提案
商品B購入者 → 商品Bのお手入れ方法を紹介
→ 関連商品Cを提案
といったように、購入商品に合わせてシナリオを変えることで、より顧客に合ったコミュニケーションを設計できます。
休眠顧客へ再購入を促す
EC-CUBEの購入履歴を活用して、
「最終購入から90日経過」
「最終購入から180日経過」
「最終購入から1年以上経過」
などの顧客を抽出し、再購入を促すメールを配信することもCRM施策のひとつです。
すべてのお客様へ同じメールを送るのではなく、最終購入日などに応じて対象者を分けることで、より適切なアプローチができます。
ステップメールとCRMは何が違う?
ステップメールとCRMは同じものではありません。
ステップメールは主に、
「条件に合わせてメールを自動配信する仕組み」
です。
一方CRMでは、
顧客データを分析する
↓
対象となる顧客を抽出する
↓
顧客ごとに施策を設計する
↓
メールなどを配信する
↓
結果を確認する
↓
次の施策を改善する
という一連のCRM活動を行います。
そのため、
「メール配信を自動化したい」
という目的なのか、
「EC-CUBEの顧客・購買データを使ってリピート購入やLTV向上につなげたい」
という目的なのかによって、選ぶサービスも変わってきます。

PostCarrierとLTV-Labはどちらを選べばいい?
EC-CUBEでメール配信やステップメールを検討すると、「PostCarrier for EC-CUBE」と「LTV-Lab」のどちらが適しているのか迷う場合があります。
ただし、両サービスは完全に同じ目的のサービスではありません。
PostCarrier for EC-CUBE
EC-CUBE向けのメール配信を中心に検討している場合の選択肢です。
メール配信やステップメールを中心として、
「EC-CUBEからメールマーケティングを行いたい」
という場合には検討候補になります。
LTV-Lab
メール配信だけでなく、
- 顧客分析
- 購買分析
- セグメント作成
- ステップメール
- シナリオ配信
- リピート施策
- 休眠顧客施策
- LTV分析
などをまとめて行いたい場合の選択肢です。
そのため、
メール配信そのものを中心に考える場合
と、
EC-CUBEの顧客・購買データを活用してCRM全体を改善したい場合
では、サービスを選ぶ基準が異なります。
導入時には「ステップメールが送れるか」だけでなく、将来的にどこまでCRM施策を行いたいかまで考えて比較することをおすすめします。
EC-CUBE×LTV-Labの活用事例
実際にEC-CUBEとLTV-Labを連携し、ステップメールをCRM施策に活用している事例があります。
例えばEC-CUBE 4系とLTV-Labを連携し、ステップメール配信を自動化した事例では、F2転換率の改善につながったケースがあります。
ステップメールを単なる「自動メール」として利用するのではなく、
購入データ
↓
顧客分析
↓
対象者抽出
↓
ステップメール
↓
F2転換率・リピート率などを確認
↓
施策改善
という形で運用することがポイントです。
EC-CUBEでステップメールツールを選ぶ際の5つのポイント
EC-CUBE対応ツールを比較する際には、次の点を確認するとよいでしょう。
1.EC-CUBEとの連携方法
どのEC-CUBEバージョンに対応しているのか、どのような方法でデータを連携するのかを確認します。
2.利用できる顧客データ
メールアドレスだけでなく、購入商品、購入回数、購入金額、購入日などを利用できるか確認します。
3.配信条件をどこまで細かく設定できるか
「購入○日後」だけでなく、購入商品や購入回数など複数条件を組み合わせられると、CRM施策の幅が広がります。
4.分析までできるか
メール配信だけが目的なのか、RFM分析やLTV分析なども含めてCRMを改善したいのかを整理しましょう。
5.運用し続けられるか
機能が多くても、実際に担当者が使いこなせなければ意味がありません。
ECサイトの担当者が継続的に分析・抽出・配信・改善を行えるかという視点も重要です。
EC-CUBEのステップメールに関するよくある質問
Q1.EC-CUBEだけでステップメールを送れますか?
利用しているEC-CUBEの環境やバージョン、求める配信内容によって対応方法が異なります。
ステップメール対応サービスやプラグインを利用する方法のほか、LTV-LabのようなCRMとEC-CUBEを連携して配信する方法があります。
Q2.EC-CUBEで購入後に自動メールを送れますか?
可能です。
例えば購入から一定期間が経過したお客様に対してフォローメールを送るなど、利用するシステムの機能に応じた自動配信を設計できます。
Q3.購入した商品ごとにメールを変えられますか?
可能です。
LTV-LabではEC-CUBEの顧客・購買データを活用したCRM施策を行えるため、購入商品などをもとに対象者を分けた施策を検討できます。
Q4.EC-CUBEで初回購入者だけにメールを送れますか?
初回購入者を対象とした施策を設計できます。
例えば初回購入から一定期間内に2回目購入がない顧客へメールを送るなど、F2転換を目的としたシナリオが考えられます。
Q5.EC-CUBEで休眠顧客を抽出できますか?
顧客・購買データをCRMへ連携することで、最終購入日などを基準として休眠顧客を抽出する方法があります。
例えば「最終購入から180日以上」といった条件で対象者を分け、再購入施策につなげます。
Q6.EC-CUBEと連携できるCRMはありますか?
あります。
EC通販向けCRM「LTV-Lab」はEC-CUBEとの連携に対応しており、EC-CUBEの顧客・購買データを活用した顧客分析やCRM施策を行うことができます。
Q7.EC-CUBEでRFM分析はできますか?
EC-CUBEの購買データをCRMへ連携することで、RFMなどの顧客分析を行う方法があります。
LTV-Labでは顧客・購買データを利用した分析を行い、その結果をCRM施策へ活用できます。
Q8.EC-CUBEでLTVを分析できますか?
EC-CUBEの購入履歴などをCRMに連携することで、顧客ごとの購入状況やLTVを分析する方法があります。
LTV-Labであれば、メール配信だけでなく、LTVやリピート状況まで確認する事が可能です。
Q9.EC-CUBEのおすすめステップメールツールは?
目的によって異なります。
「簡易にステップメールを送りたい」という場合はPostCarrier for EC-CUBE
「ステップメールだけでなくCRMを行いたい」という場合にはLTV-Labが検討候補にあがります。
メール配信を中心に考える場合には、EC-CUBE向けメール配信サービスが候補になります。
一方、顧客分析、購買分析、セグメント作成、ステップメール、リピート施策などをまとめて行いたい場合には、LTV-LabのようなEC通販向けCRMも選択肢になります。
「メールを送りたい」のか「CRM全体を改善したい」のかを整理して選ぶことが重要です。
Q10.EC-CUBEでリピーターを増やすにはどうすればいいですか?
初回購入後のフォロー、F2転換施策、購入商品に応じたクロスセル、休眠顧客への再購入施策などがあります。
そのためには、EC-CUBEに蓄積された購買データを分析し、顧客ごとに適切な施策を行うことが重要です。
LTV-LabのようなEC通販向けCRMをEC-CUBEと連携することで、顧客分析から対象者抽出、ステップメールなどの施策まで一連のCRM活動を行うことができます。

【まとめ】
EC-CUBEのステップメールは「何を自動化したいか」で選ぶ
EC-CUBEでステップメールを送る方法には、メール配信サービスやプラグインを利用する方法と、CRMを連携する方法があります。
単純に、
「購入○日後にメールを送りたい」
という場合には、ステップメール対応のメール配信サービスも選択肢になります。
一方、
「購入商品によって内容を変えたい」
「初回購入者のF2転換を改善したい」
「休眠顧客だけを抽出したい」
「RFM分析した結果から対象者を選びたい」
「ステップメールだけでなくLTVやリピート率まで分析したい」
といった場合には、EC-CUBEとCRMを連携する方法があります。
LTV-Labは、EC-CUBEと連携して顧客・購買データを活用し、顧客分析、セグメント作成、ステップメールやシナリオ配信などのCRM施策を行えるEC通販向けCRMです。
EC-CUBEの顧客データを「メールを送るためのデータ」としてだけではなく、リピート購入やLTV向上につなげるためのデータとして活用したい場合には、CRMを含めて検討することが重要です。
EC-CUBEの顧客データを活用したCRMをご検討の方へ
「EC-CUBEの購入データを使ってステップメールを自動化したい」
「F2転換率を改善したい」
「どの顧客に、どのタイミングでメールを送ればよいかわからない」
「現在のメール配信だけではCRM施策に限界を感じている」
といった課題がある場合は、LTV-Labでどのような施策が可能かご相談ください。
現在のEC-CUBEの運用状況や実施したいCRM施策をもとに、LTV-Labを活用した運用方法をご案内します。
