ネクストエンジンとLTV-Lab for Omni のデータ連携で顧客分析ができる！リピート戦略に役立つ通販CRM「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」を解説

ネクストエンジンは、複数モールのデータを一元管理して、受注から発送対応などEC運営の業務を効率化できるツールです。

ネクストエンジンと自動連携して、リピート分析ができるCRMツールがあるのをご存じでしょうか。ネクストエンジンは複数モールを一元管理して業務を効率化できますが、顧客分析をおこなうためにはCRMツールとの連携が必要です。

今回は、ネクストエンジンと連携できる通販CRMツール「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」の機能や特徴を解説します。

ネクストエンジンのデータを活用して複数モールの顧客分析をおこないたい方や、モール別・商品別にリピート施策を打ち出したい方は、是非最後までご覧ください。

 ネクストエンジンとは？

ネクストエンジンとは、Amazonや楽天など複数のモールの商品在庫や受注業務などを一元管理できるEC基盤システムです。

NE株式会社が、ECビジネスの課題解決のためにネクストエンジンを生み出し、提供しています。

EC運営の業務削減につながる機能がそろっているのが、ネクストエンジンの特徴です。

受注から発送までの業務を一元管理できるため、EC業務の効率化に役立ちます。

 ネクストエンジンのCRM機能の課題

ネクストエンジンは、受注から発送など商品管理を効率化する機能を中心に実装しています。そのため、マーケティングに関する機能は、レコメンドメールの自動配信などに限られています。

しかしECの売上を拡大していくためには、とくにリピート施策に注力することが欠かせません。既存顧客の傾向をつかむためにモールごとに顧客分析をおこない、顧客やモールの状況にあわせてリピート施策を実施する必要があります。

ネクストエンジンのデータをマーケティングに活用するためには、複数モールの顧客情報を一元管理して、顧客分析やリピート分析できるCRMと連携しましょう。

 ネクストエンジンとデータ自動連携可能なCRM「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」

ネクストエンジンとデータを自動連携できるCRM「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」について、詳しく解説します。

 「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」とは

LTV-Lab for OmniはECに特化したCRMツールで、店舗や顧客、商品別の売上分析やリピート分析が可視化できます。

「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」は、ネクストエンジンの発送伝票と自動連携できるため、複数モールのデータを一元管理できるのが特徴です。モールごとの顧客情報や売上を手入力して管理する必要がなくなります。

とくにLTV-Lab for Omniはリピート分析に関する機能が豊富に備わっているため、リピート施策をおこないたいときに最適です。

 「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」の主な機能

「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」には、以下の機能があります。

顧客管理機能	購入履歴、累計購入回数、モール購入、累計売上など顧客ごとに情報を管理
通販分析機能	新規・リピート売上集計、店舗リピート率、顧客ごとのリピート率などの分析
商品別売上分析	商品別の売上ランキング、新規・リピート別の売上内訳の確認が可能
クロスセル分析	該当商品とあわせて購入されている商品など、商品ごとの相性が把握できる
RFM分析（オプション）	顧客をランク分けして優良顧客や休眠顧客などがわかる
ステップメール（オプション）	顧客分析やセグメントをもとに、商品や金額などを軸としてメールを配信（楽天会員へのメール配信は不可）

自社のECサイトや各モールでの情報を一括管理して、モールごとの売れ筋商品や売上、リピート率を把握することが可能です。リピート分析が容易になるので、リピート戦略が打ち出しやすくなります。

 「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」の利用料金

「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」の利用料金は、以下のとおりです。

初期費用		50,000円
システム連携費用（月額）		10,000円～
ショップ数ごとのデータ連携費用	1店舗目	10,000円～
	2店舗目	5,000円～
	3店舗目	5,000円～
	4店舗目	2,000円～

「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」は、システム連携するショップデータ数に応じて、金額が変動します。4店舗目以降は、ショップデータの連携費用が通常よりも安くなるように設定されています。

たとえば、自社のECショップとモールを連携した場合の料金例は、以下のとおりです。

詳しい利用料金については、LTV-Lab for Omniまでお気軽にお問い合わせください。お試しができる無料デモ体験のお申し込みも受け付けています。

 「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」の特徴4つ

「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」の特徴としては、以下があげられます。

• 複数モールの顧客情報や売上を一元管理できる
• モールごとに顧客分析やLTV分析ができる
• 商品ごとに新規・リピート分析ができる
• 顧客分析から効果的なリピート戦略が立てられる

「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」を導入することで、EC運営に役立つ点を詳しく解説します。

 【特徴1】複数モールの顧客情報や売上を一元管理できる

「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」では、複数モールの顧客情報や売上集計を一元管理できます。多店舗運営している場合は、出店しているモールごとに管理画面にログインして顧客情報や売上を確認しなければいけません。

しかし「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」と連携していれば、モールごとに管理画面を行き来することなく、ひとつの管理画面上で情報を管理できるようになります。

たとえば顧客管理機能では、顧客ごとに以下のようなデータを管理することが可能です。

• 購入履歴
• 累計購入回数
• 在籍日数
• 累計売上
• モールでの購入

顧客が別々のモールで購入しても同一ユーザーからの購入だと判別できるため、顧客の購買行動や傾向を正確に把握できます。

 【特徴2】モールごとに顧客分析やLTV分析ができる

ネクストエンジンのデータと自動連携することで、出店しているモールごとのリピート率が一目でわかります。

EC運営で売上拡大していくには、顧客のニーズを理解してリピート戦略を考えることが大切です。顧客分析やリピート施策を打ち出すためには、モールによって購買行動にどのような違いがあるのかを把握する必要があるからです。

とくに多店舗運営で利益を伸ばすには、モールごとにLTV（ライフタイムバリュー/Life Time Value）を把握しておきましょう。

同じ商品を扱っていたとしても、モールによって顧客の購買傾向は変わります。店舗ごとのLTVが把握できると、顧客維持率の低いモールに対して販売戦略の見直しをおこなったり、優良顧客を育成する施策を検討したりできるわけです。

「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」を活用するとユニークユーザーが把握できるので、リピート率の確認やLTV分析をおこなったり、モールごとに販売戦略を考えたりするときに役立ちます。

 【特徴3】商品ごとに新規・リピート分析ができる

「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」の商品別売上分析では、商品別の売上ランキングが確認できます。

売れ筋商品の露出を高めたり、ランキング上位の傾向から新たな商品開発に役立てたりとEC運営に活用することが可能です。

「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」では、商品ごとに新規顧客の売上とリピート顧客の売上を確認できます。そのため、新規顧客に好まれる商品とリピート顧客に好まれる商品の把握もかんたんです。

また「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」との連携で「商品番号（名）」を自動取得できるので、モールごとにマスタを作成する必要がなくなります。商品登録や売上集計作業の効率化につながります。

 【特徴4】顧客分析から効果的なリピート戦略が立てられる

モールごとに顧客分析ができるため、モールの顧客にあわせたリピート施策を立案できます。

「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」で利用できる顧客分析機能は、以下の2つです。

• クロスセル分析
• RFM分析（オプション）

クロスセル分析では、商品ごとの相性がわかります。たとえば、ある商品とあわせてよく購入されている商品を可視化できます。そのため、クロスセル分析を活用すると顧客の興味や関心にあった商品をおすすめできるわけです。

RFM分析は、購入日や購入頻度、購買金額によって優良顧客や休眠顧客などにセグメント分けします。顧客を分類することで、顧客の特徴をつかんだ施策を実施できるようになります。

またリピート施策として有効なのが、メール配信です。

オプション機能となりますが、顧客分析や顧客セグメントをもとにステップメールを配信できます。初回購入から2回目の購入につながっていない顧客など、設定したセグメントにあわせて効果的に訴求することが可能です。

 ネクストエンジンのデータと連携して顧客分析を実施しよう

ネクストエンジンを活用すると複数モールのデータを一元管理できるので、受注から発送対応などEC運営の業務を効率化できます。

ただしモールごとの売上・商品管理や顧客分析をおこなう場合は、別途アプリやサービスと連携する必要があります。

ネクストエンジンと連携できる通販CRMツール「LTV-Lab for Omni with ネクストエンジン」では、ネクストエンジンの発送伝票を活用してデータを自動連携し、顧客分析やリピート分析が可能です。

ネクストエンジンのデータを活用して複数モールの顧客分析や、モールや商品別にリピート分析をおこなって最適なリピート施策を打ち出しましょう。